top of page

藤野ブレインリサーチ

九州大学名誉教授。医学博士。九州大学医学部卒業以来、

九州大学医学部第一内科において、

内科とくに心臓・血管系の病気の研究、脳疲労概念の提唱を行う。

九州大学名誉教授
医療法人社団ブックス 理事長
(株)レオロジー機能食品研究所 代表取締役
(株)藤野ブレインリサーチ 代表取締役
一般社団法人プラズマローゲン研究会 臨床研究部代表
一般社団法人BOOCSサイエンス 代表理事

  • 九州大学医学部卒業(1964年)

  • 九州大学大学院医学研究科博士課程内科系修了(1969年)

藤野 武彦  
Fujino Takehiko
プロフィール

--------------------------------------------------------

1938年 福岡県生まれ。

九州大学名誉教授。医学博士。

九州大学医学部卒業以来、九州大学医学部第一内科において内科とくに心臓・血管系の病気の研究を行う。
また、九州大学健康科学センターが開設されたのを契機に、「健康科学」という新しいサイエンスに挑戦。その成果の一つとして1991年に「脳疲労」概念を提唱。実際に「脳疲労」を解消し脳を活性化する手法であるBOOCS(脳指向型自己調整システム)理論を創出した。この「脳疲労」仮説に基いたBOOCS法は新たな生活習慣病(メタボリック症候群)の予防および治療法としても、その成功率の高さからマスコミで大きく取り上げられる事となった。

 

九州大学退官後は、医療法人社団ブックス理事長として BOOCS理論を取り入れた診療を行っている。
一方、レオロジー機能食品研究所 (農水省生物系特定産業技術研究推進機構設立)を1995年に設立。 
その所長として「医食同源」を科学しつつある。さらには、子ども達の「脳疲労」とアレルギー疾患の増加を懸念し、2011年NPO法人「ブックスサイエンス」を各分野の活動家と共に設立。2017年一般社団法人「BOOCSサイエンス」として新たにスタート。

九州大学名誉教授 藤野武彦先生

主要実績

1976~2002年九州大学医学部在職中の業績。

【主要な業績】

  1. 「Catecholamine Cardiopathy」という新概念を提唱し、ストレスホルモンによる脳機能障害、心機能障害の発症メカニズムを明らかにした。

  2. 心拍変動パターンにより自律神経機能異常の診断を可能にする方法を世界で初めて開発した。

  3. 心臓の超音波診断の分野でWPW症候群等その他、世界で初めての発見を多数行った。

1979年 シルクロード日中合同調査(医学研究班代表)

1990年 九州シルクロード協会設立。理事(シルクロード研究成果の市民への還元)

1991年 「脳疲労」(Brain fatigue)概念の提唱

1993年 メタボリック症候群(肥満、糖尿病、高脂血症、高血圧)を有する福岡県某職員共済組合4,142名を対象に「脳疲労」解消法(BOOCS法)を指導してその効果を検証した。その後の15年間の追跡調査の結果、「脳疲労」解消法を行った群(2,307名)は、行わなかった対照群(1,835名)に比べ、統計的に有意にメタボリック症候群が改善すると共に、全死亡率、癌死亡率が半減した(JOEM , 57, 3, 2015)。

 

1995年 レオロジー機能食品研究所設立(藤野武彦のプロデュースにより「医食同源」を科学する事を目指して農林水産省と民間企業とが合同出資)。
本研究所は設立後、レオロジー(赤血球変形能)検査法の開発と食物から数多くの新規機能性物質を発見し続けている。

【主要な業績】

  1. 緑茶を独自の方法で発酵させる事により新たな風味ある発酵茶を完成し、それが、メタボリック症候群において緑茶には見られない著明な効果を示す事を動物と人で証明した。さらに、この発酵茶から新規ポリフェノールを発見し、その化学構造式も同定した。

  2. 種々の生物からプラズマローゲンを大量に抽出する事に世界で初めて成功した。さらにそれが動物、人でアルツハイマー病に有効であることを実証した。

  3. 羽毛より新規発毛物質(CG)を発見した。

 

1996年 総務省の国家プロジェクトとして藤野の提案する健康コンセプト「脳疲労解消プログラム」が採択され、施設として「ヘルスC&C(Check & Care)センター」が福岡県久山町に建設された。その中心概念は「脳疲労」のチェックとケアである。

 

2003年 医療法人社団ブックス BOOCSクリニック福岡開設。「脳疲労」概念とその解消法(BOOCS法)を肥満、糖尿病、高脂血症、高血圧、うつ病、認知症、がんなどへの臨床応用を開始。

 

2005年 BOOCSクリニック東京開設

 

2010年 株式会社藤野ブレインリサーチ(FBR)設立。 その主要事業は「脳疲労」診断システムの開発と販売、レオロジー機能食品研究所で開発された新規機能性物質の人での医学的評価及び製造・販売である。

 

2011年 一般社団法人BOOCSサイエンス設立。医療・教育・食育をネットワーキングし、人々の「脳」を元気にする新たな場作り、幼稚園と元気な老人とを繋ぐ老稚園作りを目指す。

 

2014年 プラズマローゲン研究会を設立し、プラズマローゲン研究において世界の最先端の研究を行っている。

 

2016年 九州大学医学部大学院に寄付講座(加齢病態修復学講座)を開設し、「脳疲労」と「プラズマローゲン」の分子レベルの生理学的研究を開始した。

 

2020年 International Plasmalogen Society (IPLS) 設立。プラズマローゲンに関して国際的な研究活動の支援、促進を行っている。

主な職歴

1976年九州大学医学部第一内科講師(脳-心臓相関に関する研究)

1987年九州大学健康科学センター助教授(心身相関、ポジティブヘルス、統合医学に関する研究)

2000年九州大学健康科学センター教授(同上)

2002年九州大学名誉教授、(株)レオロジー機能食品研究所所長(医食同源の科学化)

2003年医療法人社団ブックス BOOCSクリニック福岡開設 理事長(「脳疲労」解消法の医療現場での応用)

2005年BOOCSクリニック東京開設(同上)

2010年(株)藤野ブレインリサーチ設立 代表取締役(「脳疲労」関連事業、新規機能性物質の製造と販売)

2011年一般社団法人BOOCSサイエンス設立 代表理事(BOOCSでつなぐ医療・教育・食育ネットワーク)

2014年一般社団法人プラズマローゲン研究会設立 臨床研究部代表。(プラズマローゲンの基礎的、臨床的研究)

「未来型医療を⽬指す」

ここ20〜30年、特に先進国の間では糖尿病、⾼脂⾎症、肥満、⾼⾎圧が組み合わさったメタボリック症候群が増加 の⼀途をたどっており、これに起因する⼼臓⾎管死が⼤変問題視されてきました。最近ではさらに認知症の有⼒な危 険因⼦と考えられています。30年前の⽇本では、まだそれほど危機感はありませんでしたが、私個⼈は「⽇本も持続 可能な新たな対策を講じなければならない。このままでは未来が⼤変になる」と感じていました。  そこで、私は九州⼤学病院第⼀内科の医師として勤務する傍ら、1991年に「脳疲労」という概念を提唱し、それが さまざまな病気の引き⾦となるメタボリック症候群の原因になっているのではないかとの仮説を⽴てました。これが まさしく私の研究の原点であり、未来への希望をつなぐという意味で未来型と唱えているゆえんです。少し⼤げさな ⾔い⽅をすると、医療の治療コンセプトそのものを考え直しているということにもなります。

私は現役の研究者としてレオロジー機能⾷品研究所を主宰しながら、BOOCSクリニック福岡を運営しています。当 院ではいずれの疾患においても現代医療技術を⽤いた保険診療を⾏っていますが、ベースとして全ての患者さんに 「脳疲労」チェックとBOOCS法を伝えています。  BOOCSクリニック福岡に来院される⽅は直近の1カ⽉で、男性が約4割を占め、年齢別では、10〜30歳代の⽅が約 3割弱、40〜60歳代の⽅が約5割強、70〜90歳代の⽅が約2割弱です。地域別にすると、6割が福岡市内にお住まいの ⽅ですが、残りの3割強は福岡市以外の県内で、それ以外にも九州⼀円から、また、遠くは関東から来院される⽅もお られます。疾患別に⾔えば、約8割は、肥満症、糖尿病、⾼⾎圧症、⾼脂⾎症、過敏性腸症候群といった疾患ですが、 その多くが睡眠障害、不安障害、うつ症状を伴っています。  治療は、医療者が患者さん個々の⼼⾝の病態と原因を分析すると共に、それを統合的に理解できないとうまくいき ません。そこで、現在も九州⼤学の若い医師、研究者と共に、⽇々、臨床研究や基礎医学研究を継続しています。

今、COVID-19により、世界規模で社会の構造的・機能的変化が急速に進⾏しています。その結果⽣じる負の側⾯ (危険性)として最も重⼤なものが、「分断(関係性の破綻)」だと思います。⼈と⼈、組織と組織、国と国との分 断です。そして個⼈の中の分断が「脳疲労」です。これらの分断を修復するのはいずれも容易ではありませんが、ま ず個⼈の分断修復(脳疲労解消)から始めることだと思います。そうすれば、少なくとも⼈と⼈との分断修復は容易 になりますから。  BOOCS法は「脳疲労」解消法の⼀つに過ぎませんが、BOOCS法で「脳疲労」から脱却して元気になられた患者さ んが、さらに「本来の⾃⼰」「⼈間の尊厳」に気づかれるという局⾯に時々遭遇することがあります。それはまさに 「危機は発展の時」というパラドックスを患者さんから教わる私の⾄福の時でもあります。

藤野ブレインリサーチ

 人間の本来の輝きを取り戻す

 地球・世界・社会・周り・自己

 すべては社会の未来のために

 1. BOOCS法で自己脳疲労解消

 2.プラズマローゲンで脳細胞を守り・新生する

〒812-0023

福岡県福岡市博多区奈良屋町1−1ヤシマ博多ビル2F

 Tel 092-260-7336

 Fax 092-273-2421

 

九州大学名誉教授

 藤野 武彦 Takehiko Fujino

 

 株式会社 藤野ブレインリサーチ  代表取締役

 医療法人ブックス  理事長

 レオロジー機能食品研究所 代表取締役

 一般社団法人BOOCSサイエンス  代表理事

脳および生活習慣病に関する

技術の研究・開発・啓蒙・普及を行っており、
医薬品、医薬部外品、健康食品、医療器具、用具、臨床検査会社の運営指導など、
新たな製品の企画、製造、販売、輸入、輸出等を行っています。

1.BOOCS関連出版、セミナー・講演会活動
2.機能性食材のライセンス管理
3.脳機能検査(プラズマローゲン血中濃度測定・脳疲労度診断)システム開発
4.機能性食材(プラズマローゲン)の研究・実証・啓蒙・普及
5.機能性食材(ホタテプラズマローゲン)を用いたサプリメント、レオロジー機能食品研究所との協同開発

    • Instagram
    • YouTube

    copyright 2024 © Fujino Brain research

    bottom of page